様々な事象は 果たして「偶然」か「必然」なのか。
無限の可能性の中から現実として現れる事象は一つ。
起こりえないことは起こらないから全ては「必然」という考え方もある。
「神様」がすべての事象を決めているならば、おそらくすべては「必然」
「神様」が意思を持ち恣意的に我々の世界を動かしているならば
我々の生きる世界には物理的な決まりや法律など様々な法則が存在する
それらの法則によって事象が決まることも多い
法則を知り結果を予想して作為する場合もあれば 法則を知ること無く作為する場合もある
後者の場合、その法則を知る者からすれば作為の結果は予想が出来る「必然」と言えうる
ここで考えなければならないのは、「法則を知ること無く作為」することも「神様」のような上位者の仕業かどうかである。
上位者の仕業であるならば、我々の行動もそして結果のすべてが「必然」であり自由意志は無いことになります。
我々の行動も結果もすべての事象が「必然」ならば、我々はどのような選択や意思決定をしても それは「必然」となる。
ただし、我々は上位者の「必然」の存否を知りえない その状況下では自由意志・「偶然」は存在し得ると言える。