乃木坂46さんの「サヨナラの意味」を私的に解釈してみたいと思います。
この曲は橋本奈々未さんの卒業ソングとしての意味もある曲です。
この曲も「覚り」や「第一の不動の動者」そして「神様の偽者」と絡めていきたいと思います。
電車が近づく気配とは「第一の不動の動者」に逢う「覚り」の瞬間が迫っている気配。
その瞬間を耳を澄まして待っているように心待ちにしている。
柱の落書きとは「覚り」の瞬間を迎えた先人たちの夢のあと
「覚り」の瞬間、辿り着いた先にいたのは 幻影「神様の偽者」であったことに気づく。
追い求めた先にあったものが幻影であったとしても、そこまでの道程「歳月の流れ」は かげがえのないもの。
始まりがあれば、終わりがあるもの。
険しい道を進み、やっと出会えたのは「神様の偽者」
それは大切な思い出、けれども先に進むためには 置いて行かなければいけない
この出会いと別れには意味がある
別れは辛いけれど、強くなるためのサヨナラだ
これからも何度となく別れが来るだろうが その度に強くなれる
別れは未来への通過点
サヨナラに強くなれ
橋本奈々未さんの卒業ソングとしてだけでなく、一般的な卒業・お別れの曲として共感出来る言葉がつづられています。
また、サヨナラは自分自身の未来への通過点、そして更なる高みへ向かう為にどんなに辛くてもサヨナラを選び強くあれという応援歌にも聞こえてきます。