乃木坂46さんの「インフルエンサー」の歌詞を私的に解釈してみます。
「インフルエンサー」とは他者や社会に大きな影響を及ぼす人や事物のことを言います。
歌詞をざっくりと見ると以下のような内容が書かれています。
僕はいつも無意識に君の存在を気にして探してしまっている
声くらい掛ければいいと思うかもしれないが、それも叶わない
気配を感じはするが 実態はつかめない
もし君の居場所が分かれば、道標になるだろう
君の存在を感じた時から
君を想い、探し続けてしまっている
近くても遠くても、君の存在が僕に作用する
けれども、決して触れることは出来ない存在
1から10まで君の存在に影響を受けて僕は創られてきたから
君の存在が無くなったら 僕自身も消えて無くなってしまう
ここで言う 影響を与えるもの「インフルエンサー」である君は
「神」や「第一の不動の動者を指していると解釈出来ます。
歌詞中の「宇宙の中心」は正に神的なものを表現する言葉です。
届きそうで届かない様は「逃げ水」のそれに似て
いなくなったら自分が自分で無くなってしまう感覚は
「スターゲイザー」の “明日 君がいなきゃ 困る”部分の感覚に似ている
「神」や「第一の不動の動者」を求めることは 恋愛のそれに似た感覚がある
その為、恋愛に関して歌っているように見えて 実は悟りや神的な内容を表現している歌も多く
「インフルエンサー」もその一つだと考えられます。