私的に歌詞解釈 4曲目は Mr.childrenさんの「himawari」です。
映画「君の膵臓を食べたい」の主題歌です。
本ブログが 古代ギリシアの哲学者アリストテレスの「第一の不動の動者」を中心に書いていますので
歌詞中の「君」について 私的に「第一の不動の動者」を絡めて解釈していきます。
ここで言う「君」は 「第一の不動の動者」や「真理」や「神」のようなものと考えられます。
「君」は優しい笑顔を見せたまま突然消えてしまった。
「ありがとう」も「さよなら」僕らにはもう意味がない
今までの事は「全部嘘だよ」とまた姿を見せてくれることをまだ期待してしまっている
見えない光を求め、それが差してくるであろう方を真っ直ぐに向いている
まるで暗がりで咲いているひまわりのように
純粋で気高い「君」が幻影だったと解かった後も
陽だまりのような温かさに包まれている
そんな「君」に恋をしていた
「君」との想い出の欠片を失くしてしまわないように
僕の命と共に尽きるまで胸に大事にして生きていく
(膵臓は糖分をエネルギーに変換する臓器なので、映画との関連から「角砂糖」を「ちょっとずつ舐めて生きる」と表現したのかもしれない?)
もしも「君」と逢わなかったら 違う自分がいて違う人生を歩んでいたのかと思ったりするけど
(たぶん、そんな人生は無く 結局は「君」に出逢う人生以外無かったように思う)
僕は、まるでこの世界は仮の棲み処のような物だと
自分自身に言い訳して何となく日々をやり過ごしている
だから、光を求め真っ直ぐに立つ「君」は
まるで暗がり咲いているひまわりのようだった
「君」が幻影となって消えてしまったこの世界が
切なくも愛おしく輝き 鮮やかに色を取り戻していった
その事を気付かせてくれた「君」に僕はあこがれていた
「君」の幻影を僕はずっと
(胸に生きていく、追い求めていく)
「君」との出逢いについは 他のアーティスト作品にも同様に解釈出来るものがありますので
今後も私的に解釈していきたいと思います。