「DAN DAN 心魅かれてく」は テレビアニメ 「ドラゴンボール GT」の主題歌で FIELD OF VIEWさんが歌った曲として知られています。
作詞は、ZARDの坂井泉水さんが作詞をし ZARDとしてご自身でも歌唱していました。
それでは、「DAN DAN 心魅かれてく」を 第一の不動の動者を絡めて 私的に解釈したいと思います。
“出会ったとき 子供の頃 大切に思っていた景色を思い出した” の景色とは 幼い頃感じた「第一の不動の動者」存在
“光と影の Winding Road”は、「第一の不動の動者」に繋がる 長く険しい道のり
”この宇宙(ほし)の希望のかけら”は、君であり「神様の偽者」
気にしない気のないフリをしてみても いつも心魅かれ 何気ないしぐさに振り回されてしまう
”二人の会話が 車の音にはばまれて通りに舞うよ”部分は、君との別れの暗喩で
険しい道を二人で歩んで来たけど 君が「神様の偽者」だと気付いたとき 砕け散り欠片となり消えてしまった
”果てない暗闇(やみ)から” と ”海の彼方へ” 飛び出そうは、「第一の不動の動者」「神」に至る暗く険しい道を進み 彼の地へ向かいと飛び出そうという決意
「覚り」や「神」「第一の不動の動者」に関して書かれたと思われる詩は、他のアーティスト作品にも多く存在します。
それは、幼い日の微かな記憶であったり 光と影 曲がりくねった道 や 欠片 という言葉とともに表現される
その存在への憧憬は、恋にも似て 絶えずその存在を意識し影響を受け 切なくも心地よい被支配
そして、「神様の偽者」と気付いた時 消え去る「君」
消え去っても それは なお大切な思い出の欠片として 強くその心を照らし続けている
例えば、乃木坂46さんの「インフルエンサー」では、”影響与えてる”という歌詞
スピッツさんの「ヘビーメロウ」では ”優しい被支配”という表現がされており
いずれも神に関する曲 いわば「神曲」だとも言えるでしょう
今後もさまざまな「神曲」を私的に解釈していきたいと思います。