千年に一度という言葉は、人生100年時代と言われる現代でも 10回人生をしても1回巡り合えるかどうかいうとんでもない確率です。
アイドルの橋本環奈さんは「千年に一度のアイドル」と言われているようですので、同じ時代に存在できることは奇跡的な確率と言ってよいでしょう。
歌詞の中に見られる「千年に一度」について少し考えてみたいと思います。
まず、サカナクションさんの「忘れられないの」中にある
“千年に1回くらいの日を” “千年に1回くらいの月を”を思い出します。
さらに、RADWINPSさんの「グランドエスケープ」中にある
“1000年に一度の今日”も思い出します。
「千年に一度」が意味することは、稀有で尊い何かを表していると言えるでしょう。
「千年に一度」という歌詞ではないが、スピッツさんの「つぐみ」の中の歌詞に
きっと運命とか 越えるほど ありえない 確率で 見つけ合えたよ
引用元:スピッツ「つぐみ」 作詞:草野正宗
があります。運命を越える ありえない確率 で見つけ合えた 稀有で尊い存在
それこそが、「忘れられないの」「グランドエスケープ」でも歌われている
「千年に一度」の正体ではないかと考えます。
「千年に一度」の正体については、稀有で尊い存在だということは前述の通りです。
具体的には何か、ずばり「覚り」の境地だと考えます。
何かが結実した時「覚り」の境地で光輝く
それは「千年に一度」の出来事
そんな観点で サカナクションさんの「忘れられないの」、RADWINPSさんの「グランドエスケープ」の歌詞を見直して頂くのも楽しいのではないでしょうか?